賢い香り選びへの近道

  • Yahoo!ブックマークに登録する
  • はてなブックマークに登録する
  • livedoorクリップに登録する
  • Buzzurlブックマークに登録する
  • del.icio.usブックマークに登録する

初めて香水を買うとき、何を選んでいいかとても迷います。失敗したくない気持ちがあるからでしょう。でも失敗を恐れず、気に入ったものやオススメられたものをまず1本、買ってみましょう。そのとき、忘れずに香調も確かめておきます。

その1本を毎日7~8時間間隔でつけます。朝起きたとき、午後にもう一度、それからお風呂上りというふうに、一日に最低3回つけるようにします。つけたら30分おきくらいににおいを確かめて、時間による香りの変化を観察します。風呂上がりにつけたものが、翌日目が覚めたときどんな香りになっているかも確かめます。

こうして観察すると、いろいろなことがわかってきます。「トップノートは強いが、ミドルノートはほのか」とか「ベースノートはあまり好きじゃない」、「意外とすっきりした甘さ」、などといった感想を、できれば手帳などに香水名や香調とともにメモしておくとよいでしょう。このときに重要なことは、欠点だけでなく長所もしっかり数え上げること。欠点ばかり気にしていると、本当のよさが見逃してしまいます。これを日記にように1週間くらい続けます。

すると、最初の日の感想と1週間後の感想が違ってくることに気づくはずです。もちろんそっくり同じというケースもありますが、それほど多くはないでしょう。晴れた日もあれば雨の日もあるし、気分が穏やかな日とイライラしている日、またファッションの違いによって感じ方が違うからです。これで結論をまとめます。

「雨のにも明るい気分でいられる」とか「心地よくリラックスできる」、「この季節にはもう少し爽やかなほうがいい」、「スーツには似合うTシャツにはダメ」など。ここmできたらもうあなたはこの香りのエキスパートです。さあ、経験を2本目に反映させましょう。

2本目を購入するとき、このメモと1本目の香りを忘れずに持っていきます。販売員がいれば希望を伝えて数点出してもらえますし、いないときは1本目を基準に比較しながら探せばよいのです。購入したら1本目と同じようにつけ続けて観察。・比較します。この繰り返しこそが、かしこい香り選びへの近道なのです。

「すでに香りを使っているけれどいまひとつ自信がなくて」という人にも、この方法は当てはまります。手持ちの中から1本を選んで感想を記録し、それを繰り返すのです。こうしているうちに香りのほうからだんだん自分のほうに近寄ってくるようになります。

関連記事
  1. いつかは出会いたい「勝負香水」
    運命を変えるパワーを秘めた人生の切り札ともいうべき「勝負香水」、あるいは「人生のお守り」ともいうべき香りです
  2. 香水販売員への上手な相談の仕方
    香水選びに迷ったときやどんな香りが似合うのかわからないときは、香水ソムリエや販売員に相談するのがもっともよい方法です。 そのときは、自分の好みやどんなとき、どんな場所でつけたいか、あるいはなりたいイメージなどを、わかりやすくはっきりと伝えます。
  3. 香水ソムリエ
    香水ソムリエは、日本フレグランス協会の教育を受けた後、厳しいテストに合格した香水アドバイスのエキスパートです。ワインソムリエが、料理に合わせて相性のよいワインを選ぶように、お客さまの好みやなりたいイメージ、TPOに合わせて、たくさんの中からベストな香水をセレクトしてくれるはずです。
  4. 新しい香水を買うタイミング
    香水を長く使っていると、ふいに、そんな気になりますが、それは香水がすっかり身についた証し。マニュアルどおりに考えなくても、直感が教えてくれるようになったのです。 実は、そのときが香りの替えどきです
  5. 後悔しない香水の選び方
    香水の歴史が長く、香りがすっかり生活にとけこんでいるフランスでは、香水を買うときの典型的な選び方があります。 これはと思う香水があれば、サンプルをもらって帰り、1~2日間、昼も夜もつけ続け、本当に気に入ったとき初めて購入するというのです。
  6. 香水を海外で買うときは
    香水好きな人にとって海外旅行のもうひとつの楽しみは、日本では販売されていない香水を探すことです。
  7. 愛用する香りは、大きいサイズを買う
    香水の価格は、30mlを基準にすると50mlはその約1.5倍、100mlは50mlの1.5倍です。1ml当たりのコストは、大きいサイズの方が断然おトクです。
  8. 香水選びに迷ったとき
    どちらの香りかわからない状態でかいで、より気に入った方にするのです。簡単ですが、この選び方は、とても有効です。 私たちは嗅覚よりも視覚の方が数倍発達しています。 したがって、目を開いたままだと、意識しなくてもボトルやパッケージを見てしまうのです。 また無意識に、売り場やそのまわりの情景が目に入るし、足音や話す声も気になります。 だから、目を閉じて、一瞬でもいいから心を無にして、真剣に香りと向き合うのです。
  9. 香水選びに迷ったときは...
    そんなときは、販売員に頼んで、2枚のムエット(試香紙)にそれぞれの香水をスプレーしてもらい、何も言わずにランダムに渡してくれるように頼んで目を閉じます。 どちらの香りか分からない状態で嗅いで、より気に入った時にするのです。簡単ですが、この選び方は、とても有効です。
  10. 上手な香水の買い方
    香水を買う時、手当たり次第に何種類も試すのはおすすめできません。私たちの嗅覚は以外にくたびれやすく、一度に香りを嗅ぎわけれれるのは2~3種類だからです。
  11. 同じ香水をつけていても人と同じに香らないのはなぜ?
    香りは通常、3段階に変化します。3段階のうち、トップノートからミドルノートまではその香りの真髄が香り立つので、誰もが同じような匂いです。しかし、ベースノートになると、体臭がミックスされるので調香師でも判別がむずかしいといわれるほど大きな変化をします。
  12. 色々な香りの分類の仕方があるけど、どれが正しい?
    ここに、ひとつの香りがあります。どんなタイプなのかと調べると、「フローラル・...
  13. シプレ・シトラス~クセになりそうな香り~
    「4711 オーデコロン」は現存する最古の香りのひとつで、「ケルンの水」と呼ばれ親しまれています。オレンジやベルガモットなど柑橘類だけで作られたユニセックスの香り
  14. シプレ・アニマリック、レザリー、ウディ、グリーン
    香りのほうがつける人を選ぶようなイメージがあってなかなか馴染みにくいですが、ひとたび虜になってしまうと、その香り以外には目もくれないという熱狂的なファンが多いようです。
  15. シプレ・フルーティ~気品の内に秘めた熱い情熱
    フローラル、フルーティ、ウッディ、のブレンドにオークモスが加わり、凛とした気品と控えめな華やかさを感じます。
  16. シプレ系~神秘のヴェールに包まれた個性~
    シプレ系のバリエーションは多く、フルーティ、アニマリック、レザリー、ウッディ、グリーン、シトラスの6ファミリー。フォローラル系のファミリーに似ていますが、オークモスのヴェール効果でひときわ落ち着いたイメージです。
  17. オリエンタル・アンバリー オリテンタル・スパイシーについて
    オリエンタル・アンバリーは、別名「オリエンタル・スイート」ともいわれ、エキゾ...
  18. オリエンタル系の香水について
    香料の宝庫と呼ばれるオリエント、つまりインドや東南アジア、中近東で産するスパイスや樹脂、ムスクやアンバーなど動物性香料をたっぷりブランドしたファミリーです。
  19. フローラル・スイート(フロリエンタル)について
    フローラル系のなかで、もっとも華やかです。別名「フロリエンタル」とも呼ばれますが、それは、フローラル系にオリエンタル系の妖艶さを加えているからです。
  20. フローラル・アルデハイディックについて
    シャネルの「N°5」はこの香料を大量に使った香りです。1921年の発売ですが、当時は天然香料が全盛だったため、それほど評価されなかったようです。しかし「自然の花のにおいよりも美しい花のにおいを創りたい」というシャネルの哲学が実を結び、現在にいたるまで、世界の売上ランキング1位という驚異的な人気を誇っています。
  21. フローラル・フローラルについて
    香水の原点、もっとも歴史がある香調です。花々の美しい姿、かぐわしい香り。女性なら誰もがこの花の魅力を手に入れたいと憧れてきました。この香りはそんな女性の夢の結晶なのです。
  22. フローラル・フレッシュについて
    もっとも古い香調のひとつで、1963年、コティーが発表して「ミュゲ ド ボウ」がもとになっているようです。クリスチャン・ディオールの「ディオリシモ」が代表作です。
  23. フローラル・フルーティについて
    エスティ ローダー「ビューティフル」やプリスクリプティブ「ケーレックス」のヒットで、1980年代後半から登場した新しい香調です。花々とフルーツをブレンドした香りは、香水に不慣れな女性にも親しみやすく、またたく間に人気の香調となりました。
  24. フローラル・オゾニックについて
    今最も新しい香調ですが、一般的に「水系」とか「マリン系」、あるいは「癒し系」などと呼ばれ、すでに独立した香調としての地位を築いています。1991年のカルパン クライン「エスケープ」が元祖とう説が有力である。 普段使いからオフィスまで、幅広く使えます。とりわけ、リラックス効果が高いので、特にストレスフルなお仕事を抱えた女性には、癒しの香りとしておすすめします。
  25. フローラル・グリーンについて
    香りの印象:グリーンとは草の葉や木の葉を指先でもんだときのにおいをいいます。草原や森の中、そよ風が運んでくる、少し緑がかったさわやかな花の香りです。ヒヤシンスや青葉のにおい、ガルパナムの苦味などのグリーンなニュアンスがフリージアやオレンジの花のすがすがしい甘さをひきしめています。ナチュラルで若々しく、歯切れがよくてスポーティな香り立ちが都会的で行動的。ユニセックスでも使えそうな印象です。
  26. 香りのイヴ。すべての香りの始まりは、フローラル
    誰かも好かれる優雅で華やかなフローラル系。世界の香水市場で6割以上を占めるということからも、その好感度の高さがわかります。フローラル(花の香り)を基調にブレンドする香料によって、7ファミリーに分類されます。
  27. 香りの分類
    香水はすべて花の香りが基本となっていますが、そこにどんな香料を多くブレンドするかによって香り立ちが違ってきます。私たちの家系やファミリーがそれぞれの家風を持つように、香りもそれぞれ独特の香調を持っています。香調を、国際的な基準のひとつとして使われるSymrise社(シムライズ)の分類にしたがって説明しています。これは、日本フレグランス協会でも使用している分類方法です。
  28. まずは、香りのファミリーから知る
    香調には基本的なイメージがあります。このイメージを知っておくことによって、その香りに合ったTPOやファッションとの関連が割り出しやすくなります。 この後に、香りのファミリーの特徴や、そのファミリーを代表する色々な香水の名前が出てきます。その香りの中から、貴方が好きだと思うイメージや日頃愛用している香りに、いくつでも結構ですからマークをつけてください。 その結果、マークが一番多くついたファミリーが、あなたの好みに合っているということです。
  29. TPOに合わせて4つの香りを持つ
    香りにTPOがあることを知っていても、TPOに合わせて香りを揃えるのは案外難しいものです。香りを揃えることを、香りのワードローブといいますが、その考え方は、洋服をTPOに合わせて選ぶのとまったく同じだからです。
  30. 賢い香り選びへの近道
    初めて香水を買うとき、何を選んでいいかとても迷います。失敗したくない気持ちがあるからでしょう。でも失敗を恐れず、気に入ったものやオススメられたものをまず1本、買ってみましょう。そのとき、忘れずに香調も確かめておきます。

TOPPAGE  TOP